お疲れさん【及川輝明】

第五宝進丸(だいごほうしんまる)。

昭和52年に、自分が30歳頃に買ってきた中古だったけれども、去年まで頑張ってくれた船です。

 

この場所は大曲浜から約数百メートル離れた、もとは畑だった場所に今日も屹立しています。この船はホッキ貝を獲るのに使っていた船で、本当に長い事頑張ってくれました。

 

本来の海苔養殖では使用しない船ではあるけれども、海苔の時期ではない時に海を流して、ホッキ貝をたくさん震災前などは獲っていました。

 

つなみで海から遠く離れた場所に流されてしまい、直してまた使おうかとも思ったけれど、自宅も海苔の施設も全て流された自分には、この船を直してやれる状況ではありませんでした。

 

でも、やっぱり自分達は狩猟民族だからモノを獲るってのは楽しいもので、ホッキ貝を獲ったりするのは、いつかまた出来るようにはなりたいと思っています。

今回は直せず、船の権利を放棄していつの日か解体・撤去される日が来るのだろうけれども、まずはやっぱり”お疲れさん”と言いたいな。

 

そして、今はワカメの収穫も無事に終わり海苔養殖の再開に向けて、準備が始まっています。まずは早く海苔を再開すること。

これが、今の目標です。

これを船で曳いて、貝を採ったんだ。
これを船で曳いて、貝を採ったんだ。